騙されたと思ってやると効果大!「自分は幸せ」と脳に覚え込ます

好きなものを食べても、ぐっすり眠っても、気分転換に友人とカラオケに行っても、どうしても落ち込んでしまう。なんでこんなに暗い気持ちになるんだろう?と、自分を責めてしまい、より一層落ち込んでしまう。そんな時、もう、どうすればいいの?!と、自分を傷つけて泣き暮らしてしまう、ということもあることでしょう。

10代、思春期を迎えた時、身体は日々変化を迎えます。男性ホルモンや女性ホルモンが作り出されて、男性は男性らしく、女性は女性らしく身体が成長してくる時期です。そのホルモンの影響で、身体のみならず心も不安定に揺れ動く時期が、思春期なのです。

思春期というと、10代なかばから後半というイメージがありますが、個人差があり、10歳頃から始まり25歳頃に終わるという人もあるくらいです。その頃が身体が大変成長する時期だということです。

思春期の時は、わけもなく虚しくなったり、悲しくなったり、原因もわからずに泣き暮らしたりすることがままあります。感じやすいタイプの人はそれがより一層強く出て、生活が困難になったりもします。それは、ひとつは成長するためのホルモンバランスのせいなのですね。

ですから、たとえ大人だったとしても、ホルモンバランスが崩れれば、わけもなく悲しくなって辛くなるのです。ですから、まずは、そのワケのわからない辛さは、自分のせいではなく、ホルモンバランスが崩れているのだということを知りましょう。

ホルモンという身体のことで不調ならば、同じく、身体を使って改善しましょう。あなたの脳にむりやり「幸せ信号」を送ってやるのです。

人は楽しい時笑顔になります。ですから、笑顔と楽しさはつながっています。脳の研究で面白いことがわかっています。べつだん楽しくなくても、笑顔を作るだけで、脳が「楽しさを感じる信号」を出すのだそうです。ニワトリが先か卵が先か、という話ではありませんが、笑顔が先か、楽しさが先か、という話なのですね。

騙されたと思ってやってみましょう。鏡に向かって笑顔を作ることで、本当に脳がふわっと軽くなる気がするから不思議です。「幸せ」「楽しい」という前向きな言葉を一緒に声に出すことで、より一層脳の状態は良くなります。人から見られたら怪しい人になってしまうかもしれませんが(笑)本当にそれだけで前向きになれるから不思議です。