働くのが虚しい…何のために働いているのかわからなくなったら

寝る間もなく働いた下積み時代。初めて得たお給料の嬉しさ。がんばりが評価されて、良い結果も残せた。これからもっと忙しく充実した日々が待っていることだろう。そんな時、急に訪れる「虚しさ」を経験したことのある方は、意外と多いかもしれません。

はたから見れば、「こんなに勢いのある時になぜ」と思えることかもしれませんね。しかし、世間には、「燃え尽き症候群」という言葉もあります。燃え尽き症候群の原因には色々とあるようで、その症状も様々あるようですが、一般的には、がんばりやさんが急に疲れてしまうことを言うようです。

「働くのが虚しい」「これ以上頑張れない」と、つらく重たく感じてしまったら、色々な方法でリラックスして自信を取り戻しましょう。

たとえば、思い切って休んでみるという方法があります。「今が頑張りどき」と思えば思うほど、休みづらくなり、身体がまず疲れてきます。だから休みたいと思うのですが、「今休んだら人から遅れてしまうかもしれない」と、がんばりやのあなたはプレッシャーを感じて、余計に頑張るようになります。そうすると、身体も心も疲れてきて、突然倒れてしまうことになるでしょう。

それを防ぐために、思い切って3日でも1週間でも休みを取ってリフレッシュするのは有効です。3日も休みが取れない!というあなたは、1日でも「休む」という気持ちを持つことが大事です。もし、1日も取れないという人がいたら、半日でも、たった1時間でも2時間でもよいのです。脳から仕事のことを離すのが一番大切です。頑張る人ほど、24時間仕事のことを考えてしまうものなのですよね。

もし、休んでも働くのが虚しくなってしまったら、初心にかえるということが大切です。なぜ自分はこの仕事を選んだか。この仕事で何をしたいと思っていたのか。今は、目の前の事務作業とも思えるものに夢中になっているかもしれませんが、そもそも、初心には、大きな夢があったはず。「世界平和を作る」なんていう大きな夢でも、「金持ちになってみんなに認められたい」という個人的な夢でも、夢に差はありません。大事なのは、それがあなただけの大切な夢であるということです。あなたの初心の夢を思い出すことで、勇気が出てくるはずです。